7月初旬の奄美大島へ4泊5日の旅行記です。
直前の予約だったため、宿を3箇所変えながらの旅となりました。
期間:2018年7月4日(水)〜7月8日(日)
奄美大島 Amami Islands
1日目。
与論島を後にし奄美大島へ出発。
JAC3862便は片側が1席というかなりの小型機。席に灰皿まで付いており昔のバスのよう。もちろん開かないようになっており使えません。
沖縄にいる台風の影響で、40分遅れで奄美大島へ到着。
奄美空港は改修工事がちょうど終わり、キレイな館内でした。
観光案内所もありパンフレッドも充実。いくつか頂きました。
ホテルへ移動します。
本日の宿は名瀬市内にあるホテルウエストコート奄美Ⅱ。空港から名瀬市までは約30km。
ちょうど空港からホテル前に停車する空港連絡バスが出ているので乗車します。
大人片道1,100円、乗車時間約50分。
ホテル自体がバスの停留所なので楽チンです。
ホテルウエストコート奄美Ⅱは2018年5月オープンなだけあり、館内も部屋も綺麗でした。
もう夕方なのでご飯を食べに出かけます。
ホテル近くの誇羅司屋さんへ。人気店のようでたくさんのお客さんで賑わっていました。たまたま予約なしではいれましたが、夏休みなどは予約した方が良さそうです。
あおさのかき揚げ。
車海老の塩焼き。
島のお刺身。
海鮮茶碗蒸し。
ピヨピヨたまごプリン。
頼んだメニュー全てハズレなし!満足度高いです。帰りもホテルが近いのでラクラク。誇羅司屋さんオススメです。
今日は就寝。
2日目。
ホテルの朝食は付けず近くのサンドイッチ屋さんへ。サンドイッチカフェあまみ。地元民にも人気のようで混んでいました。
ボリューミーなサンドイッチ。どれにしようか迷ってしまう品揃え。
スタンダードな味をチョイス。食パンは8枚切りの厚さでうすめですが、とても柔らかく美味しいです。
一緒に頼んだチキンはまぁ普通かな。出来立ては美味しいかも。
ランチの時間だと日替わりBOXという色んな味のサンドイッチが入ったメニューがあるので良さそうです。
その後、ホテル前の停留所からバスでマングローブ原生林へ。
道路反対側のモリタ商会と書かれた建物の前にあります。
乗車約30分、大人片道870円。帰りはルートが異なり940円でした。
ちなみに路線バス乗り放題のフリーパスもあり、複数回バスに乗る場合はフリーパスの方がお得かもしれません。
発売場所は名瀬市内は2箇所です。
しまバス「路線バス乗り放題券(フリーパス)」
黒潮の森マングローブパークに到着。レストランとお土産屋さんもあります。
まずは展望台へ。展望台だけであれば無料です。
敷地内にはヒカゲヘゴも。原生林っぽい〜。
さらに進むと展望台への階段があります。
展望台からはマングローブ原生林のナイスビュー。緑がモコモコ。鬱蒼としています。
川をみているとカヌー軍団が。
マングローブカヌーツアーはなかなか人気です。
14時半からのカヌーツアーに参加しました。ガイドさんが付いているので安心。
途中でマングローブに囲まれた細い水路で休憩し、マングローブや生物の説明も楽しかったです。
1時間で2,000円とかなりコスパは良いと思います。
ブラタモリでも来ていましたよね。写真が飾ってありました。
カヌーの後は売店のアイスキャンディーをパクリ。島バナナとパッションフルーツ味。フルーティで美味しい。
ちなみのカヌー参加費の2,000円の中に展示資料室への入場料も含まれており、奄美の生き物について勉強できました。
スケルトンな海老も。
バスでホテルに戻ります。
夕食は喜多八さんへ。歴史がありそうな小料理屋さん。メニューはお任せのコースのみです。お母さんが可愛くテキパキと捌いています。
食事は7品。お腹いっぱいです。冬瓜とあおさの碗が特に美味しかったです。
3日目。
この日は空港近くのホテルに宿泊予定だったため、レンタカーを当日借りようとしましたが満車で断念。
名瀬市内でレンタカーを借りるとなると、奄美レンタカーの一択になるので早めの予約がオススメですね。
市内の商店街などをブラブラした後、バス停の港町待合所へ。
途中、猫さんが棚に陳列されていました。
バスで鶏飯の「ひさ倉」に到着。料金700円。
店内は広々しており、団体客の方もチラホラ。
メニューは鶏飯以外にも充実している模様。
鶏飯と鳥刺し、焼き鳥も注文しました。
鶏飯はさらっとして食べやすくあっさり完食。
鳥刺しもクセもなく美味しかったです。
焼き鳥も普通に美味しいかな。
鶏飯を食べ終え、お次はデザートを求めてジェラート屋さんラ・フォンテに向かいます。
ラフォンテの近くのバス停・赤尾木で下車。
可愛らしい外観。ジェラートは毎日手作りしているらしく、どのフレーバーに当たるかはその日のお楽しみ。
迷います。
欲張って3種類選べるトリプルを注文しました。
(左)マンゴー・バニラ・真塩。(右)すもも・奄美黒糖・パッションフルーツ。
どれも美味しかったですが、フルーツ系の方が濃くて好みでした。すももがイチオシ。
またバス停に戻り空港へ。空港からは送迎で本日の宿コーラルパームスへ。
コーラルパームスは思っていた以上に年季が入ったホテルでした。
チェックイン後、海岸沿いをお散歩。遊歩道は土盛海岸へ繋がっています。
なかなか原生林のような雰囲気のある遊歩道。人は誰もおらず貸切です。
土盛海岸のすぐ裏の茂みと通りかかると何やらゴソゴソ音が。
見てみると紫色の大きいヤドカリがいて驚きました。調べると天然記念物のムラサキオカヤドカリというそうですね。
拳ぐらいの大きさの個体もあり圧巻でした。奄美の自然おそるべし。
土盛海岸はお天気がイマイチでしたが、シュノーケルをしてる方など割と人がいました。
人の横顔に見えなくもないですね。
さらに歩いてあやまる岬へ。結構な距離を歩いたため体力消耗。
あやまる岬はあやまる公園という広い公園の中にありました。
地元の方がゲートボールに勤しんでいます。
天気がイマイチだったので展望台からの眺望も残念でした…晴れてたら綺麗なんだろうなぁ。
オカヤドカリを見ながら来た道を戻り、ホテルで夕食。
和食懐石は普通に美味しかったです。
おばちゃんたちのテキパキした仕事さばきが素晴らしかったです。
部屋でゆっくりのんびり就寝。
4日目。
ホテルで朝食。ミキという奄美大島でよく飲まれている発酵ドリンクが印象的でした。甘酒のようなヨーグルトのような不思議な味。
チェックアウトし、今日はレンタカーを借りるので空港へ送迎して頂きます。
少し時間があったので展望デッキへ。海の先にはうっすら平らな喜界島が見えました。
その後レンタカーを借りて、鶏飯みなとやへ行くも売り切れで入れず残念。
別のお店、島とうふ屋さんへ。
湯豆腐や豆乳はセルフで自由に頂けます。
週替わり定食の揚げだし豆腐と夏野菜をチョイス。
かなりボリューミーな定食でしたが、やっぱり豆腐が美味しかったです。
お腹もいっぱいになったところで、次は加計呂麻島が見える展望台へ。
奄美大島は大きな島なので、思っている以上に車でも時間がかかります。約1時間半で到着。
小道を少しだけ登ります。
キノコのような展望台です。
視界不良でなかなか見えず…。チラッと少しだけ街が見えました。
高知山展望台のすぐ近くには油井岳展望台もあるのでダメ元で行ってみることに。
油井岳の展望台は駐車場からすぐなのでラクラク。
予想に反して加計呂麻島の姿が!奥の島までは見えませんでしたが、幻想的な姿をみることができて良かったです。
来た道を戻り、名瀬市内方向へ戻ります。
気になっていたオレンジ色のお店、こっこ家へ。
ケーキも美味しそうでしたがお目当てのシュークリームを注文。
大きめなシュークリームです。
イートインスペースに無料のお茶とコーヒーもあり良い感じ。美味しいシュークリームを頂いて満足です。
ホテルへ向かいましょう。
本日のお宿、ネイティブシー奄美アダンオンザシー。細い道をずっと進んだ先にありました。
ロビーは新しい建物のようですが、泊まったツインのお部屋の建物はどうやらアパートを改装したように見えました。
夕食はホテルのレストランでサクッと食べて終了。
5日目。
ついに最終日。やっと晴れました。彩度が全然違います。
目の前に見える細崎海岸もキレイです。
今日もレンタカー移動。
ちなみにすぐ同じエリアに素敵なヴィラが立っていました。見るからに良さげ。
「ネストアット奄美ビーチヴィラ」というホテルだそう。次回はぜひこちらに泊まりたいものです。
車を飛ばし絶景スポットの「2つの海が見える場所」へ。かなりの絶景なのに全く人がおらず。
左が東シナ海、右が太平洋です。
とても綺麗な海と眺望を楽しめる穴場スポットですね。
ただ一つ気をつけたいのがこのウッドデッキ。ロープが張ってあったようですが外れており、柵などが何もないので危険です。
デッキには乗らず手前から眺めてくださいね。
お昼は名瀬市内へ。
鰹の家hosei。
オシャレなカフェのような店内です。
hosei丼と魚ロッケを注文。
新鮮な鰹は全く臭みもなく滑らかでgood。魚ロッケもぎっしり詰まっていて美味。良いお店でした。
ランチ後は名瀬市内を抜けて大浜海浜公園へ。
見晴らし台からは綺麗なオーシャンビュー。
海も整備されており、たくさんの人で賑わっていました。
少しのんびり過ごしてから次のスポットへ移動です。
現地民が集う大型ホームセンター、ビッグⅡ。お土産も売っているので立ち寄りました。
ブラタモリで紹介されていたハブ取り棒は品切れ中で残念。ちょっと見てみたかったです。
その後スイーツを求めて、それいゆふぁ〜むへ。先日訪れたジェラート屋さんラフォンテの近くにあります。
ナチュラルでかわいい店内でした。
お目当てはヤギミルクソフト。スムージーも美味しそうだったので注文。
ヤギミルクはクセもなく濃ゆくて美味しい!たんかんスムージーも爽やかな味であっという間に飲んでしまいました。
お店の外には動物たちも。
うさぎさん、暑くてバテ気味かな。
それいゆふぁ〜むからは、観光スポットのハートロックまで歩いていくことが出来ます。
いかにもハブが出そうな道を通るのでちょっと緊張感があります。
早くこの道を抜けたい…長い棒を持参して歩いている人もいました。
やっと海に出ました。徒歩5分ほどでしたが長く感じました。
ハートロックはここから右に進むとあるようです。
ん?何やら岩っぽいものが。
波に飲まれていますが、かろうじてハートのような輪郭の岩が見えます。
やはり干潮時でないと近くで見るのは難しいですね。でも自分の中では見えた事にします。
来た道を戻り空港方面へ。途中のきょら海工房に寄り道しました。
写真を失念しましたが、購入したレーズンパンと黒糖パンがふわっふわで非常に美味しかったです。時間があればお茶でもしたかったなぁ。
奄美空港に到着。ついに奄美を去る時が来ました。
奄美大島は想像以上に大きな島で、レンタカーで回るのも結構な時間を要しました。加計呂麻島なども回るのであればもう何日か必要ですね。
最後は食べ歩きのようになってしまいましたが、奄美大島では原生林を訪れたり、植物や生き物に触れ合い自然を感じて過ごすのが一番なのかなと思いました。
原生林へはツアーでしか行くことが出来ないため、次回また奄美に来ることがあれば参加したいですね。