台北・台中・日月潭へ12泊13日の旅行記です。
台中はほぼ食べ歩き旅行記となっております…。
期間:2018年9月20日(木)〜2018年10月2日(火)
台中 Taichung

台北から台中へ
台北から台中へは台湾新幹線で約1時間。台湾でも3連休の初日ということをうっかり忘れており、駅はなかなかの混雑ぶり。

自由席しか空いておらず、結局通路に立ちっぱなしとなりました…。

1時間の辛抱と思っていましたが、停車駅が少ない便で約50分で到着。疲れた〜!

新幹線のホームからは遠くに台中の街が見えました。高層ビルもあって結構都会な感じなんですね。

新幹線の駅の構内は新しくスタイリッシュな印象。ここから台中の中心地までは隣接している台湾鐵道新烏日駅から電車で移動します。

台鐵のホームは古い感じでした。

本数が少ないのでホームでしばし待機。乗車して約13分程で台鐵台中駅に到着!

台鐵台中駅前のロータリーは改修工事中。出口からぐるっと回り道をして中心地の方へ向かいます。

日本統治時代の建物の旧台鐵台中駅と、現代的な新台鐵台中駅が並んでいる光景が面白いです。
キウイエクスプレスホテル

本日の宿はキウイエクスプレスホテル。こちらも3連休ということもあり混雑気味。女性のお客さんが多かったです。

お部屋は結構狭く、大きいスーツケースだと広げるのが大変かもしれません。

最上階の屋上部分に無理やり(?)作ったような共有スペース。違法建築ではないかは不明です。



共有スペースは食事用テーブル・作業用テーブル・靴を脱いで上がるスペースになっていました。ジュースは無料で提供されていました。

シャワールームはなぜか日本の温泉のようにカゴに荷物を入れるスタイル。とはいえみんなシャワー室の前に各自カゴを置いて使用していました。



水回りは掃除が行き届いており合格レベルです。
民生嘉義米糕

ちなみにホステルのすぐ近くに朝食店があったので別日に行ってみましたが美味しくて良かったのでオススメ。

肉そぼろのもち米ごはん。かつおダシスープはセットで付いてきます。煮卵も付けましょう。優しい味付けで少量なので朝ごはんにぴったりです。
荷物を預けて街を散策。台中といえば宮原眼科が有名ですが、今日は3連休の初日。ひとまず別の行きたかったお店へ向かいます。
東東芋圓

芋もちデザート店の東東芋圓。お客さんで賑わっていましたが、席も多いので座れました。

仙草とパイナップルの芋もちメニューにしてみました。

芋もちはモチモチ食感が最高です。台湾ではこのもちもちな弾力ある食感のことをQQ(キューキュー)と言うそうですね。QQ!
仙草ゼリーは漢方の風味。タピオカは大きめサイズ。そしてなんと油断していた芋頭(タロイモ)が美味しい!見た目はとっても地味ですがねっとりと甘くてハマってしまいました。

パイナップルトッピングは割と普通な感じでしたが、芋頭(タロイモ)はオススメです。
旧台中市役所・台中市政府

芋もちを食べ終え、すぐの観光スポット旧市役所と旧市政府に立ち寄り。どちらも日本統治時代の建物とのこと。

今でも現役で使われているという官公庁。


中庭は風が抜けて涼しくとても居心地の良い空間になっていました。ちなみに芝生への立ち入りは禁止されていますのでご注意を。

旧市役所は1階部分がカフェ。2階と3階へも上がることができました。

2階への階段。人数制限が設けてあります。


当時の写真などの展示スペースになっています。

屋根裏も見えます。


古いレンガの外壁もガラスで覆われて、とことどころ見ることができるようになっていました。

3階へは更に人数制限が厳しく3人です。階段はちょっと歪んでいるような気も…。床もギシギシと軋むので少し怖いです。


外から見たドームの部分です。

小さく空いた部分からは梁を見ることもできます。

早々に3階の見学を終え、下の階へ戻りました。
沁園春

一旦ホステルに戻って荷物の整理などをした後、夕食へ。台中グルメではおなじみの沁春園。小籠包が有名なお店です。
ほぼ満席に近かったですが、タイミングよく座れました。

もちろんビールと小籠包を注文。小籠包はノーマルタイプとかにみそ入りも注文してみました。

こちらは海老炒め。塩味と甘いチリソースの2種類。チリソースが結構甘めなので、塩味の方が好みかな。

小籠包はやや大きめ。肉汁もたっぷり入っています。一口で食べるには口をかなり大きく開ける必要があります。

かにみそ小籠包もスープたっぷり。こちらの方がコクがあって好きでした。

蛤スープも出汁と生姜が効いており美味!量は結構多めなので1人だときついかもしれません。
お腹もいっぱいになり、今日はホステルに戻って就寝です。
ターキーライス 頂吉古早味火鶏肉飯

この日の午前中はホステルでパソコン作業。お昼ご飯を食べに出かけます。台中公園からほど近い頂吉古早味火鶏肉飯は地元民しかいないローカルなお店。

実はお店に行くまで普通の鶏肉飯だと思っていたのですが、店内の写真を見るとあれっ?どう見ても普通の鶏じゃないですよね。調べると七面鳥でした。

普通の鶏肉と比べても明らかにジューシーでしなやか、旨味が全然違います!卵もバッチリ合いますね〜。

付け合わせの海藻スープと青菜炒めも美味しかったです。とにかくターキーライスが美味しいのでぜひ行ってみて頂きたいお店です。
台中駅からはバス便になりますが、そこまで遠くないので大丈夫です。「台中公園」停留所から徒歩1分です。
台中公園

ちなみに帰りは散歩がてら台中公園を通って駅の方へ戻りましたが、台中公園はどこもかしこもインドネシア人だらけで驚きました。どうやら出稼ぎで来ているようですね。

自分は一体どこの国に来ているんだっけ?と思ってしまった光景でした。
イージーシングルイン

今日は別のホステルにチェックイン。イージーシングルイン。入り口すぐが共有スペースとなっており、全体的に広々。日本語を話せるスタッフの方もいました。

なぜかオーナーさんと思われる方と一緒にワンちゃんもご出勤。QQ(キューキュー)と言う女の子。くたっと寝そべったりご飯を欲しそうにしている姿が可愛かったです。




シャワールームも清潔で広々。廊下にはワンちゃんや猫ちゃんのコレクションが飾ってあって癒されました。
春水堂

夜はタピオカミルクティー発祥のお店、春水堂の台中本店にやってきました。平日の遅い時間だったためそこまで混んでおらずすぐに入れました。

店内はまさにお茶屋さんといった造りで落ち着きます。アイスのタピオカミルクティーとホットのタピオカミルクティー、ごはんメニューを注文。




夜は観光客ではなくほとんど地元のお客さんでした。ごはんメニューも美味しくて良かったです。
彩虹眷村

この日は台中の観光スポット、彩虹眷村に向かいます。ホステル目の前のバス停「第一広場」から30番か40番のバスに乗車約50分。

「嶺東科技大学」停留所下車して約4分です。なかなか遠いですね。

着きました!平日にも関わらずかなり混んでいます。


とてもカラフルな絵で埋め尽くされている彩虹眷村は、ただのインスタ映えスポットではありません。

現在90歳を超えるおじいさんが一人で書いたというから驚きです。




グッズも販売されていました。

帰りは56番バスで終点の干城站まで戻りました。

本日の夕ごはん。地元民で行列の範記金之園草袋飯。メインは牛・豚・鶏・魚の4種類。
豚肉が食べたかったのですが、豚と魚は売り切れ。牛肉と鶏肉を注文しました。日本の定食のようにご飯とお味噌汁が付いてきます。

鶏肉はいわゆる台湾風のフライドチキン。お味は唐揚げによく似ています。

牛肉の方はタレが八角のような独特の味なので好みが分かれるかなぁと思いました。
とにかく地元民に人気のお店なようなので、ぜひリベンジしたいです。
天津苟不理湯包

朝食を求めて地元民に混ざり列に並びます。店内は内用と書かれた左側の列です。レジのおばちゃんに注文して受け取り、席に着きます。
混んでいるときは最初に席を取っておいたほうが良さそうです。

湯包は蒸したてのホカホカ。小ぶりなサイズながらスープたっぷりで旨味もぎっしり。卵焼きとダンビンはとてもシンプル。味付けも特にされていないので、調味料をかけるスタイルのようです。ちょっと冷めてしまっているので出来立てはもっと美味しいはず。

また次回食べるのであれば湯包と豆乳だけでも良いかな。行列でも回転が早いので並ぶとあっとゆう間でした。台中での朝食にオススメです!

台中を離れ日月潭へ向かいます。
続く。

